お宝ギター紹介(HF−715)

山岸さんのギター(S/N:002603)

                     

▲□◆◇■△  HF-715  ▲□◆◇■△
 
 

このギターは、今から23年前(確か・・・)御茶ノ水の石橋楽器で試奏させてもらって、あまりにいい音してたんでその場で予約入れて買ったものです。
当時は貧乏学生で、15万円なんてお金は持っていなかったのでローンを組んで購入。
その後、すぐに夏休みが始まり、休みをアルバイト三昧で過ごして
何とか15万円のお金を作り、休み明けすぐに一括で借金を返済しました。

石橋楽器と共同で楽器ショーに出したモデルだという事ですが、指板はハカランダ、サイド/バックはローズで採算が合わないからこれっきりのモデルなんですよって説明を受けた記憶があります。
 

ボディーは小さいんですが低音もボリュームがあり高音も品の良い音を出しています。
今はマーチンのM36とチャキのピックギター、ギブソンJ50と、
合計4台のギターを保有していますが、こいつにかなう音はどのギターも出してくれません。
音は軽めと言うよりはしっかりした音で低音もはっきりとしています。
マーチンのM36もカナダの楽器店で在庫で置いてある7〜8台の中で
一番いい音してるのを選んで買ったんですがヘッドウェイに比べたら(ボディーは小さいのに)鳴りも音の深みも全然かなわないって感じです。
大学時代にはマーチンを持ってる人に替えてくれって言われたこともあります。
 

このギターは弾きこんで鳴ったって感じではなく買った当時からガンガン鳴ってました。
(年季が出てチョッと音が枯れたかなって言う程度の変化しかありません。
最も昔は毎日弾いていたんで変化に気付かなかったのかも・・・)

 チョッと見た事ないしモデルNoも書いてあるのでカスタムじゃなさそうだし不思議に思ってます。
(石橋楽器の店員さんは石橋楽器とヘッドウェイ両社で企画したギターって言ってましたが)
 写真では判りにくいですがハカランダの指板ってなかなか見た目が渋くていいです。

ピックガードは本鼈甲です。

一生物のギターに出会えて幸運を感じています。
 

シリアル: 002603
モデル: HF-715

2003.08.31  山岸さん

7xxシリーズ、あったのですね!
シリーズというか、一本もの?のようですが、ついに登場♪という感じです。
後年のHF-420への流れを感じるルックスですが、指板&サドルがハカランダであったり、ペグがクルーソンであったり、
ストレイトのトリムであったりと、微妙な仕様違いが見受けられますね。

黄金色に輝くトップの雰囲気など、非常に貫禄を感じるギターです。
う〜〜ん、素晴らしい!!

投稿、ありがとうございましたm(__)m (ころ)



 
 
 

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