ニュー・ギター・コーナー 〜 オーナー万歳! 「百瀬カスタムしか買わない!」と心に決めていたのに、誘惑に勝てず、いよいよATBシリーズに手を出してしまいました。かの有名なヴァイオリン、ストラディバリウスにも使用されていると目されるジャーマンスプルースをトップにあしらった「HEADWAY40周年記念モデル」の内の一本です(本器は限定13本とのこと)。 百瀬ファンの私としては認め難いですが、本当に完成度が高いと思います。人によっては「百瀬さんを超えたんじゃないか」と評する方もおられると思う程です。百瀬さんが持ち得るエッセンスを継承しながらも、きちんと若手なりの感性が製品に落とし込まれております。私なりに一言で表現すると「(オグチSPU+コリングス+フォルヒ)÷3」です。余計に分かり辛いですかね(笑)。 フィンガー向けに比重を置いているとは思います。しかし、ピッキングした時に得られる低音の分厚さは、コリングスやマーチンのGEシリーズに類似した唸りがあり、弾き手に対しても聞き手に対しても満足度の高い、実に完成度の高い音を発してくれます。百瀬カスタム特有のギャリギャリ感が薄れてはおるのですが、中高音域にはきちんとあの「硬さ」というか「張り感」というか「ブライト感」が残っているため、「物足りなさを感じない」です。 ダークなトーンが持ち味のジャーマンスプルースに対しては、やはりインディアンローズとの相性が抜群に良いと改めて感じますね。百瀬さん考案の「ARS:アドバンス・リアシフト・スキャロップ」が、その相性の良さを強調しております。「薄暗い部屋で、一人しんみりウィスキーを片手にインストを弾くシチュエーションでの最強スペック」が本件ギターです。その時だけはコロナ禍を忘れて陶酔できます(笑)。 これだけの完成度のギターを百瀬さんの後継者たる若手の職人さん達が作っていることを鑑みれば、このまま技を磨いていけば、本当に百瀬さんを超える可能性があるのではと、私は認識しました。 いささかの寂しさは感じながらも、まずもって「現場で働く皆さんの努力によって、百瀬さんの技を引き継ぐことが出来る人財が育っていること」に、いちファンとして、非常に安心致しました。私もモノづくりの現場で働いている端くれですので、機会がありましたら、技術を継承するに至るまでの苦労話などをうかがってみたいものです。 Headway Guitar最高です!!安井さん、降幡さん、頑張って下さい!!(^人^)感謝♪
・トップ ・サイド&バック ・ネック ・フィンガーボード&ブリッジ ・ブリッジピン&エンドピン ・ブレーシング ・ブレーシング材 ・ブリッジプレート ・ナット&サドル :水牛骨 ・塗装 ・ナット幅 ・ボディ厚 ・ヘッドロゴ
HD−115
GS
ATB/ARS (S/N:A01534)
:ジャーマンスプルース
:インディアンローズウッド
:アフリカンマホガニー1P
:エボニー
:アイボロイド
:アドバンス・リアシフト・スキャロップ
:シトカスプルース
:メイプル
:ウレタン
:43.0mm
:100mm(最薄部)
:ピンクマザーオブパール
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