中学生時代に購入したHD-407(SN.1962)です。 79〜80年頃お茶の水の石橋楽器店で購入しました。 マーチンなぞ買える筈も無く、天の邪鬼の性格ゆえ国産2大メーカー以外で 物色中、店員さんの強いおススメが決め手となりました。 親切な店員さんで木目を見て「もしかしたら10数年後に割れが入るかもしれない。 半紙に水を湿らせて貼っておくといいよ。」とアドバイスをいただきました。 アドバイスは無視してしまいましたが、割れが入ることなく現在に至っております。 おかげさまで鉛筆よりピックを握っている時間の方が圧倒的に長い学生時代を 送りました。 就職後転勤族で社宅暮らしの身となりギターを鳴らせる環境でなくなったため、 実家で冬眠の不遇を強いていますが、最近は帰省の都度弾いてあげています。 いつの間にか表板はヴィンテージ然となり、指板の退色や各所に散らばった傷 も自分には風格に感じます。 以前より音量や迫力が増したような気もして、愛着も増しています。 いずれまた蜜月を過ごしたいと思っています。 最近こちらのHPを知り、現在もHEADWAYブランドに根強いファンがいることを 嬉しく思うとともに、勧めてくれた店員さんに感謝したいと思います。
2010.1 す○○さん
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