2006.09
軽量ハードケース・レポート


先日、発売が開始されたヘッドウェイの軽量ハードケースを、早速、入手してみました。
ホームページのNewsだ けだとよく仕様がわからないですが、
なかなか良く出来たケースだと思いますので、レポートします。


 今回レポートを するのは、写真の真ん中のケースです。手前は、リッターのソフトケース、一番奥は、普段持ち運びに愛用しているセミハードケースです。
 リッターは、ソフトケースだけあって、3つの中では一番軽く、ソフトケースとしては、厚いクッションで覆われていますが、やはり対衝撃吸収性としては、 少し不安があります。
 一番奥のセミハードケースは色々なお店で見掛けるもので、発砲スチロールで成型されており、衝撃の吸収性はかなりあると思います。外に大型ポケットが付 いているなどからこちらは、ソフトケースの進化版というデザインコンセプトですね。

 これらと比較して見ると、今回発売されたケースは、発砲スチロールよりは堅い材で成型されているようで、対衝撃性は一番高いように思います。かなり頑丈 そうです。重さは、約3.5kg程度で、通常のハードケースと比較すると1kg以上軽いと思います。また、キーロックや湿度計が付いていること、外側には 大型ポケットはないことなどから、こちらのケースはハードケースの進化版というコンセプトなのだと思います。
 軽量であるほか、湿度計、ロック式キーが付いているなど高級感のあるケースで、持ち運び用途のほか、従来のハードケースのリプレース用としてもいいと思 います。

 ロック式のキー。ギブソンのエレキ用ハードケー スに付いているもののように自分で番号を設定できます。

 ヘッド部分には、湿度計があります。これは高級 感がありますね。

 グリップの感触はかなり良いと思います。

 中のポケットは小さいですが、一応、付いていま す。弦はちょっと苦しいですが、ピックやカポ入れには使えます。また、ヘッドウェイのロゴが本体のサイドに印刷されています。

 ギターのホールド性は、なかなか良いですね。従 来のヘッドウェイ付属のケースより良いと思います。