お宝ギター紹介(HD-112)




石田さんのギター(S/N:005400)

                  写真2 写真3 写真4 写真5

今日、劇的な出会いがありました。
オリジナルのHD-112を、佐世保で見つけたのです。

いつもギターの値段を聞いてくる、なじみの古物商の店が有るのですが、
高級クラシック・ギターが入荷したけど、ひびが入っていて値段が分からないと言うので、
忙しいながらも店に寄りました。

・・・するとおばちゃんが、「Headwayも入ったよ・・」 と、古びたケース(Cat’s Eyeのもの)を出してくるでは有りませんか。

それでも、「ケースだけ古いんだな・・」と思ったのですが、
ケースを空けたとたん・・・。そうなんです。112でした!!
 

次の瞬間、   「これ買います」  と、この口が勝手に動いてました。(笑)
 

ヘッドの「欠け」や指板の「擦れ」もありますが、鳴りが良いのでOKです。

シリアルが「5400」なので、80年前後のモデルではないかと思います。
初期モデルですが、後期との過渡期のものなのでしょう。
本来なら、カタログ上ペグは、「GS-501V クルーソン」が標準なのですが、
これは、後期のHD-510と同様「GP-5N」がついています。
もちろん付け替えた跡もありませんので、過渡期のものだと考えられますね。

鳴りの方は、HD-110とHD-115(復刻)との比較ですが、
きらびやかなHD-110に対して、低音から高音までパワフルになってくれると言う感じです。
HD-115が、経年変化で音が枯れていると言う感じでしょうか。

さすがに当時の最高グレードの鳴りを感じさせてくれます。
ボディ全体の鳴りが、やっぱり気持ちいいです!
 

HD-112と言えば、初期のモデルですよね!
HD-115を見つけるよりレアですね。。

そうですね。本当にラッキーでした。
こんな田舎でも、Headwayに出会えるんですね!

こういう出会いは大切にしないといけません。
ボディー全体で鳴るタイプなんですね。僕のギターでいうとHD−510に近いのだと思います。

HF-450を注文中の石田さんですが、資金はきっとなんとかなりますよ(爆)
(ころ@ちょっと無責任かな・・(笑))
 
 
 

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