ネックについて




    Headwayギターのネックには、一見、調整用ネジがついていないように見えます。HEADにロッドカバーがないし、サウンドホールを覗いても、それらしいものが見えないからです。そこで、サウンドホール内に手を入れてみたんですが、ナットらしきものがありました。指板の17フレット真下付近にあります。社長に確認したところ、これは、スパナで回せるとのことでした。Headway Guitarは、ネック調整が可能なようにアジャスタブル・ロッドを採用しているそうです。目視確認ができないので、SQネックのように思われがちですが、AJネックなのです。
 
これが、ヘッドウェイ・オリジナルのスパナです。8mmのスパナですが、ボディー内での取りまわしを考えて、柄の部分は非常に短いです。実測したところ、長さは4.9cmでした。
おしりの部分が曲がっているのは、このほうが手のひらで押さえられるので回しやすいからではないでしょうか。
短めのスパナか、通常の長さのスパナの柄の部分を曲げてもいいですね。



(写真提供:Headway)

 これは、HD-206のネック・ジョイント部分です。ネック側にトラスロッドが見えます。
ネックをボディーにジョイントすると、ボディー側の穴の部分にロッドが重なりますので、
ボディー裏からスパナで回せるというわけです。
 

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